30代前半、人生設計が気になる年代になってきました。私は子どもを育てたいと思っていたので、計画的に考えなければ…と思い始めていた時期です。
そこで、まずは神頼みに行くことにしました。
福岡の縁結びといえば宝満神社や恋の木神社などいろいろありますが、この二つの神社を訪れた後は、別れが待っていました。それも、未来の夫に出会う過程だったんだな~と今では思います。もちろん当時は悲しんでいましたけどね。
旅の計画はことりっぷで
今回は出雲大社に行くことにしました。出雲大社・松江のことりっぷを購入し、旅行カウンターでいろいろとお話しを聞きながら新幹線とホテルを予約しました。電車の乗り放題券や割引券がおまけで付いてきて、行き方など、不安なことはほとんど解消できたと思います。
小さい冊子なので、リュックのサイドポケットに入れて持ち運びやすかったです。
電子書籍版もあります。便利ですね!
当時は平日に連続して冬休みが取得できる職場だったので、1月の下旬に2泊3日で決行しました。縁結びの神社を中心に、電車やバスの時間を調べながら予定を立てていきました。
- 松江城(1日目午後)
- 須佐神社(2日目午前)
- 出雲大社(2日目昼)
- 八重垣神社(2日目夕方)
- 水木しげるロード(3日目)
水木しげるロードは鳥取ですが、松江からバスで行くことができ、初鳥取となりました。
ちなみに島根がよく雪が降る地域だとは知らず、当日は大雪で少し焦りました。岡山で特急に乗り換えるのですが、そこからは出雲大社に行くんだろうなぁ、という女性が割と多かったです。
みんな仲間だ…!と思っていました。
松江のグルメと八雲庵
1日目は割子そばや鴨南蛮そば、食べたいものを食べ楽しみました。割子そばはいろんな食べ方があって、飽きずに美味しくたくさん食べられます。
たくさん歩きましたが、食べ過ぎて2キロ太りました!
松江城は2015年に国宝に指定され、お祝いの垂れ幕がかかっていました。
こちらはことりっぷで見つけた八雲庵。平日のお昼時、かなり行列ができていて待ちました。みなさん旅行客でしょうね。この鴨なんばんは、今のところ人生で食べたおいしいものベスト3に入っています。口に入れた瞬間、電流が走ったようにピーンときました!並んででも食べたい逸品です。この2年半後、夫と一緒に再訪できるなんて、考えもしませんでした。
まいたけの天ぷらも最高でした!
いざ恋活!縁結び神社巡り
2日目は須佐神社へ。雪に包まれ、厳かな雰囲気で鳥居の向こうへ入ることを一瞬ためらうほどでした。足跡一つないその真っ白な世界に息を飲みました。
出雲大社では吹雪になり、歩くのがやっとでした。でもこれを乗り越えれば願いが叶う…!と信じていました。もちろん縁結びのぜんざいも食べましたよ。お守りで印象的だったのは縁結びの紐。見た目は手芸の糸で、下着などに縫い付けると縁を運んでくれるそうです。何本も束になっているので、一本ずつ人にあげてもいいそうですよ。私は全てお財布に入れて持ち歩きました。未だに入っています!
八重垣神社では、鏡の池で縁占いをしました。占いの紙はすぐに沈んで、願いはすぐ叶うよと言われた気がしました。八重垣神社から帰る時、あぁー、来てよかった。と心から思いました。そんなことを思うのは初めてで、自分でも不思議な気持ちになりました。
神社にも相性があるらしいです。私は八重垣神社と相性が良かったのかなと思います。
最終日!水木しげるロードへ
バスで水木しげるロードへ向かいました。記念館に行ったり、お土産をたくさん購入しました。記念館では猫娘が外のベンチに座っていて、一緒に写真を撮ったり抱き合ったり!1人で行ったからか、たくさんサービスしてくれました。
縁結び神社巡りその後
この縁結び神社巡り一人旅のあと、どうなったかというと…
旅行の3日後に夫と話すきっかけがあり、1ヶ月後にお付き合いすることになり、1年半後に結婚しました!
自分でも驚きの展開となりました!私の場合、絶対この縁結び神社巡りのおかげだと思っています。一人旅、というのが良かったのかもしれません♪